本文へ移動

ホホバ種子油はシワ・ハリが気になる肌にどこまで期待できるか

対象: シワ・ハリホホバ種子油公開日

ホホバ種子油とシワ・ハリの関係でまず確認できるのは、掲載している商品の成分表にどの位置で書かれているかであり、肌の変化を直接言い当てる材料ではありません。確かめる順番をたどると、配合の有無から剤型ごとの違いまで、選ぶときの手がかりが見えてきます。

目次3 項目)

シワやハリが気になるとき、ホホバ種子油の何から確かめればいい?

まず確かめるのは、その商品にホホバ種子油が配合されているかどうかと、全成分表示のどのあたりに書かれているかです。記載順は配合量そのものを示すものではありませんが、前のほうにあるか、中ほどか、終わりのほうかによって、他の成分との組み合わせ方の傾向を読み取れます。シワやハリという言葉自体は化粧品の成分表からは確認できないため、表示という手がかりから、どんな処方の考え方で使われているかをたどるのが最初の一歩になります。

ホホバ種子油は、人の皮脂に近い構造から肌になじみやすいとされる油分として扱われており、原料を扱う企業の成分ページでは、表皮に薄い膜を作り水分の蒸発を防ぐ働きや、酸化されにくい保存性の高さが特徴として挙げられています。シワやハリという言葉そのものではなく、乾燥を防ぐ土台づくりの一つとして位置づけられている書き方です。

ホホバ種子油は、肌を守るバリア機能(水分を保つ働き)を補う保湿成分としてだけでなく、毛穴まわりのケアや炎症を抑える働きに関する研究が重ねられている成分です。水分の蒸散を抑える保護膜としての役割や、角栓をやわらかくする働きが、皮膚科医が運営するコラムで紹介されており、同じコラムはシワやハリに関わるコラーゲンやヒアルロン酸の産生を扱った研究にも触れています。ただしこれは診療や研究の場での知見であり、化粧品としてそのまま同じことが起きるとは限らないという整理です。

ホホバ種子油の主成分であるワックスエステルには、皮膚の炎症に関わる物質の分泌を抑える働きや、コラーゲンやヒアルロン酸のもとになる成分の産生を高める働きがあることが、実験用に培養した人の皮膚組織で確認されており、イスラエルの研究機関による論文がこの働きを報告しています。ただし実験は培養した皮膚組織を使ったもので、免疫や血流を伴う生きた肌全体でも同じことが起きるかどうかは、この実験だけでは分かりません。

この確認の意味は、ホホバ種子油が入っているからといってシワやハリに働きかけると決めつけないことです。位置や組み合わせが分かれば、普段のスキンケアのどの段階でその商品を使うか、他の保湿ケアとどう重ねるかを考える材料になります。成分表を読む習慣は、毎回の商品選びで同じ順番を繰り返すだけで身についていきます。

取り入れ方ごとに見る

この成分を配合している商品を、剤型ごとに 1 つずつ挙げました。同じ成分でも、肌に残すものと洗い流すものでは使い方が変わります。

成分表の位置は、使う場面を選ぶときの手がかりになる

スキンケアの土台となる乳液やクリームでは、ホホバ種子油は中ほどに書かれていることが多く見られます。「AQ アブソリュート エマルジョン マイクロラディアンス Ⅱ」や「アミノモイスト モイストチャージ クリーム」、「ダイブイン クリーム」はいずれもこの並びです。中ほどにあるという位置は、水分保持を担う成分と油分を補う成分がバランスよく並ぶ処方の中で、ホホバ種子油が主役ではなく脇を固める一員として使われていることを示しています。毎日の保湿ステップで使うアイテムを選ぶときは、この並びを一つの目安にできます。

クレンジングオイルに絞ると、並びに幅があります。「カームブライトニング クレンジングオイル」ではホホバ種子油が前のほうに書かれており、油分としての比重が比較的大きいことがうかがえる一方で、「AZケア クレンジングオイル」や「ドクダミ ポアコントロール クレンジングオイル」、「ポアスムージング クレンジングオイル ブラック」は中ほどにあり、洗浄を担う成分の後ろで保湿油分を補う位置づけです。同じクレンジングオイルという剤型でも、前のほうにあるか中ほどにあるかによって、拭き取り後の肌の感触が変わってくる可能性があります。

美容液オイルや薬用ローションなど、ほかの機能性成分を前面に出す処方では、ホホバ種子油が終わりのほうに書かれる場合があります。「AQ 毛穴美容液オイル」や「VC100エマルジョンEX」、「薬用 マイクロバーム ローション」はこの並びです。終わりのほうにあるという事実からは、主役となる成分を支える控えめな配合量だと読み取れます。処方全体で何を軸にした商品かを見極めたいときは、ホホバ種子油の位置だけでなく、前のほうに来ている成分もあわせて確認するとよいでしょう。

この成分が全成分表示の前のほうに書かれている商品

LAYRA が掲載している商品のうち、全成分表示のなかでこの成分が前のほうに書かれているものです。記載順は配合量の多い順に書く決まりですが、配合量が 1% 以下の成分は順不同で書けるため、順そのものを配合量として読むことはできません。

確かめる順番は、配合の有無から処方全体の位置づけへ

ホホバ種子油とシワ・ハリの関係でたどれるのは、まず配合されているかどうか、次に成分表のどのあたりに書かれているか、そして剤型ごとにその位置がどう変わるか、という順番です。皮膚科医のコラムや研究論文が触れているのは保湿やバリア機能(水分を保つ働き)の補助、炎症への働きかけであり、シワやハリそのものを直接言い切る記述ではありません。成分表の並びを手がかりに、日々使う商品の位置づけを確かめることが、この成分との付き合い方の起点になります。

この成分を配合している商品

LAYRA が掲載している商品の全成分表示を調べ、この成分が何番目に 書かれているかを並べています。記載順は配合量の多い順に書く決まり ですが、配合量が 1% 以下の成分は順不同で書けるため、順そのものを 配合量として読むことはできません。

さらに21件を見る(全26商品)

出典・参考元

この記事を書くにあたって参照した、LAYRA の外部のページです。本文は LAYRA が書いており、参照先の文章を写したものではありません。

更新日

この記事は LAYRA が作成しています。 分析方法について